HOゲージとは?Oゲージ・Nゲージ・Zゲージの違い
2017/04/09
HOゲージとは?Oゲージ・Nゲージ・Zゲージの違い
HOゲージとは、鉄道模型の規格の一つです。鉄道模型には様々なサイズがあります。Oゲージ、Nゲージ、Zゲージ等に分類され、鉄道のレールの幅がそれぞれ異なります。
HOゲージとは、ハーフOゲージという意味で、43分の1のOゲージの縮尺より、小さい87分の1のサイズになっている模型を指します。
鉄道の線路幅は世界標準軌で1,435mmと決められています。それを87分の1に縮尺すると16.5mmになります。HOゲージとは、レール幅が16.5mmの模型になります。
また、世界に存在する鉄道は、全てが世界標準軌ではありません。日本においては1,067mmのレール幅を採用する鉄道が多く、87分の1に縮尺させるとレール幅は12mmとなります。HOゲージの中でも、これらはHOn3-1/2と呼ばれて区分されます。
その他にも、軽便鉄道と呼ばれる鉱山鉄道や山岳鉄道が存在し、より線路幅が狭い鉄道が多数存在します。模型にした際に、さらに小さい9mm幅のレールになります。こちらはHOn2-1/2と呼ばれます。
お客様事例

ナロー模型
現在日本ではHOゲージより小さいNゲージの愛好家が大勢いますが、海外、特に欧米ではHOゲージの愛好家が最も多いと言われています。
HOゲージは、Nゲージに比べてサイズが大きいため、鉄道の細かなパーツやディテールを再現することが可能になっています。その為、精巧な作りの模型が多く、より実物に近い模型を製作して楽しむことができるのです。
HOゲージの製品
HOゲージには様々な楽しみ方があります。本物と同じように制作することができるので、鉄道ファンだけでなく、これから鉄道模型を始める方にもオススメできます。
鉄道模型の醍醐味は、自分自身の手で運転を楽しめるところにあります。HOゲージは、手頃なサイズであり、レールを敷くことによって列車を走行させて楽しむことができます。
レール部分は、単純なレール部分で構成された道床無し線路と、枕木や砂利部分が一体となった道床尽き線路があります。これらのレールパーツを繋ぎ合わせることにより、床の上やテーブルで簡単に鉄道を設置することができます。簡単なレールの設置のみで運転して楽しむことをお座敷運転などと呼び、気軽に自宅などで楽しむことができます。
お客様事例

HOゲージレイアウト
HOゲージの楽しみ方には、様々な方法があります。鉄道車両を製作する楽しみや収集して鑑賞する楽しみがあります。また、鉄道模型を運転するなら、ジオラマを試作してみるのもいいでしょう。ご自身で製作した情景の中を走行する鉄道を眺めると、いっそう楽しさが増します。